腸内環境バランス|悪玉菌・善玉菌・日和見菌の割り合い

腸内細菌の理想のバランスってどのくらい?

腸の中では理想的な細菌バランスがあります。悪玉菌がまったくない状態でも困るわけです。
このページでは、腸内細菌のバランスについて詳しく解説してあります。

 

腸内細菌の理想のバランス

腸内の悪玉菌と善玉菌のバランス
善玉菌は、常に悪玉菌の監視をしていて、悪玉菌が作り出す有害物質を見逃すことなく解毒するという大事な責任があります。かといって、悪玉菌がまったくいない状態だと善玉菌の働きも悪くなってしまいます。

 

美肌のためにゴールデンタイムという言葉があるように、腸内の細菌にも「ゴールデンバランス」というものがあります。理想と言われる腸内細菌の配分比率です。この理想バランスは気をつけていないとすぐに悪いほうに傾いてしまいます。まずは、理想的なバランスをしっかり意識しましょうね。

 

腸内のゴールデンバランス

 

一般的に健康な人の腸内細菌の種類は、善玉菌2:悪玉菌1:日和貝菌7でこの2:1:7の比率がゴールデンバランスと言われれています。

 

悪玉菌が増え、善玉菌が減ってこのバランスが崩れると、身体の老化が進みやすくなったり、下痢や便秘、さらに免疫力も低下するので風邪をひきやすくなります。腸内環境のバランスの崩れは身体全体が不調につながります。

 

 

悪玉菌もカラダに必要なもの

 

悪玉菌は、とても悪い菌としてイメージしている人も多くいます。でも、決して不要な菌ではありません。

 

善玉菌と悪玉菌とで戦うことで、お互いがそれぞれの力を発揮します。悪玉菌は、ゼロであってはいけません。悪玉菌がなくても、アレルギーやアトピーなどを引き起こす原因と言われています。何事もバランスが大事なんですね。

 

日和見菌を味方につける

悪玉菌や善玉菌と違ってあまり知られていないものに日和見菌という腸内細菌がいます。注目されることが少ない菌ですが、腸内環境を維持するにはとても大切な菌です。

 

腸内細菌の7割と大きな割合を占める日和見菌(ひよりみきん)は、善玉菌にも悪玉菌にも当てはまらない細菌です。

 

当てはまらないからどうでもいいのかとそういうわけではなく、腸内環境の状態によって自分の役割を変える菌になります。たとえば、腸内環境の状態が善玉菌の力が優勢な時には善玉菌のような働きをし、悪玉菌が優勢な時には悪玉菌と似たような働きをする、少しやっかいな菌になります。

 

そのため日和見菌は普段は無害ですが、免疫力が低下すると悪玉菌のほうにつき病原菌となってしまいます。日和見菌は腸内の7割を占めているので影響力はとても大きいです。そこで、日和見菌を善玉菌の味方につけることが大切です。それには、善玉菌が活性化できる状態を作り維持することがとても大事ですね。

 

日和見菌の状態が腸内環境にはとっても大事

 

悪玉菌や善玉菌は良く知られていますが、日和見菌についてはあまり知られていません。でも、腸内環境を維持する上で一番大切なのは日和見菌と言ってもいいくらい大事な菌です。

 

実は、善玉菌は赤ちゃんのときからどんどん減り続けます。善玉菌そのものを増やすことはできないんですね。そのため日和見菌次第で、良好な腸の常態かそうでないかが決まります。日和見菌を味方につけておくと、日和見菌が善玉菌と同じように悪玉菌の増殖を抑えてくれたり、腸内環境を整えてくれる働きをしてくれます。

 

 

腸内環境の活性化

腸内環境の活性化
腸内環境を活性化させるためには、乳酸菌が有効です。しかし乳酸菌そのものをカラダの中にも入れても、胃酸や胆汁の影響で腸内に届くまでほとんどが死んでしまいます。また、運良く腸に届いたとしても、腸内には定着せず体外に排出されてしまいます。

 

ですが、腸に定着は出来なくても腸に住んでる善玉菌に乳酸菌生産物質を与えることはできます。それをエサとして善玉菌が元気になり、効率よく活性化させることになります。乳酸菌が善玉菌の増殖増強をサポートしてくれるというわけです。

 

ここで大事なのは、乳酸菌は腸に定着できないということです。

 

乳酸菌を一度に大量に食べたとしても、定着できないという事は、便と一緒に排出されてしまいます。そのため、腸のために乳酸菌を取る場合は一度にたくさん食べるのではなく、毎日少しずつ摂り続けることがとても重要なことになります。

 

 

腸内だけに限らず身体全体が健康であるために

 

善玉菌が優勢になるように腸内バランスを整えることが必要ということは、知っていただけたかと思います。
そのためには、日和見菌を味方につける腸内環境を作ることがとても大切です。悪玉菌ではなく、、善玉菌と同じ働きをして、腸内に善玉菌の働きをする細菌がたくさんいる環境にする食生活や生活環境を意識しましょうね。

 

乳酸菌や食物繊維を含んだ食事をとることも必要ですし、ストレスを抱えると腸は敏感な器官なのですぐに悪影響を受けてしまいます。できるだけストレスのかからない生活スタイル、良質な睡眠、適度な運動などをとって、健康的な生活を送ることが理想です。

 

腸内バランスを整えるためにできること